最近、「グリーフケア」という言葉を耳にする機会があり、少し気になって調べてみました。
グリーフケアとは、大切な人を亡くしたときの悲しみや寂しさ、さまざまな気持ちに寄り添うことだそうです。
少し難しく聞こえますが、簡単に言えば、悲しんでいる方のお話を聞いたり、その方の気持ちを大切にしたりすることなのだと思います。
私たち石材店の仕事は、お墓を建てたり、納骨のお手伝いをしたり、最近では墓じまいのご相談を受けることも多くなりました。
そんな仕事の中で、お客様から故人との思い出話を聞かせていただくことがあります。
楽しかった思い出を笑顔で話される方もいれば、寂しそうにお話しされる方もいらっしゃいます。
また、墓じまいのご相談では、「子供たちに負担をかけたくないけれど、お墓をなくしてしまうのは寂しい」といったお話を伺うこともあります。
お墓に対する考え方は、ご家庭によって本当にさまざまです。
そんなとき、私たちに何ができるのだろうと考えることがあります。
もちろん、お墓についての専門的なご説明や、手続きのお手伝いをすることは大切な仕事です。
でも、それだけではなく、お客様のお話をゆっくり聞くことも大切なのではないかと思うようになりました。
これからの石材店について
最近は樹木葬や合葬墓など、供養の形もずいぶん変わってきました。
以前のように、お墓を建てて代々守っていくことだけが当たり前ではなくなっています。
これから先、石材店の仕事も少しずつ変わっていくのかもしれません。
ただ、どんなに供養の形が変わっても、亡くなった方を大切に想う気持ちは変わらないと思います。
だからこそ、私たちもお墓のことだけでなく、お客様の気持ちにも、もう少し目を向けていけたらと思っています。
グリーフケアについては、まだまだ知らないことも多く、これから少しずつ勉強していきたいと考えています。
何か特別なことを始めるというより、まずは普段の接客の中で、お客様のお話を今まで以上に丁寧に聞くことから始めてみたいと思います。
お墓を建てる方も、墓じまいをされる方も、それぞれに事情や想いがあります。
そんなお気持ちを大切にしながら、お手伝いができればうれしいですね。
これからの石材店は、石を扱うだけでなく、人と人とのつながりも、もっと大切にしていく仕事なのかもしれません。
こがねや石材でも、そんなことを少しずつ考えていきたいと思っています。




